平成29年5月3日(水)
怒涛の仕事をゴールデンウィークまでに帳尻を合わせましたよ。
ふっふっふっ~。
久しぶりのフリータイム獲得!
思う存分走りに行く状況GETであ~る。
今回は時間が取れたと言っても明日のお昼までなので
時間にして大体18時間位と言ったところ。
なので昨年の群馬遠征のように走ることは無理なので
コースは関西圏内と絞られる。
そんな中グーグルマップで渋滞状況を見ると高速はすでに真っ赤っか!
しかし一般道は空いてそうなのでその渋滞の間隙を縫ってコースをイメージする。
そして浮かんだコースは2パターン!
1つはいつもの能勢を北上して日本海に抜けるルートだが
これは面白みがないので却下!
なのでもう1つの十津川沿いを南下して
和歌山南端太平洋を目指すルートを今回はチョイスする。
それでは準備を整えて早速行ってみましょうかね!
(それではオデッセイで走るのに楽しいドライブコースのご紹介です!)
(地図拡大は右上のターゲットマークをクリックです!)(地図内の場所)
(A地点) 玉造駅
(B地点) 十津川 谷瀬の吊り橋
(C地点) 新宮市
(D地点) 熊野市
(E地点) 吉野町
(F地点) 奈良市
(G地点) 森ノ宮駅
それではルート説明です。
内環を南に向かって河内長野市、五條市へと向かい
そこから国道168号線で十津川の吊り橋を目指し
そのまま新宮市まで走って太平洋に出る。
そして折返しは熊野市から国道42号~309号~169号で
天川村を横切るような感じで吉野町に抜け
あとは橿原市経由で奈良市内に入り阪奈道路で大阪に帰るルートとする。
オール一般道で
走行距離 365km(9 時間 22 分)のコースです!
(今回走った大阪から十津川経由の新宮市ドライブコースについての感想!)通常は大阪市内から五條までは良く混んでいるのだが
ゴールデンウィーク期間中は逆に高速以外は空いていてスムーズに移動出来た。
そして15年ぶりとなる十津川沿いを抜けての新宮市ルートであるが
こちらは一部時間指定での通行規制があった以外は
大雨の土砂崩れなども修復完了していて問題なく通行出来た。
そんな十津川沿いの国道168号線を大体21時頃に走っていると
何処からともなく1台また1台と車が列をなし始めて行く。
そんな中1台の白いミニバンの後ろに付くことになる。
その車は日産のセレナ。
しかしこの車の後ろを走っていると何か違和感を感じる。
何か落ち着かない気分!
一体何でだろう・・・?
その答えはその先を走る遅い地元の車が横道に逸れたことで気付くことになる。
セレナが先頭になった瞬間スルスルスル~と前に行く。
連いて行こうと車間を詰めるもあまりその距離は縮まらない。
そしてコーナーが近づいてきたので軽くブレーキを踏んだ瞬間
セレナはフッとコーナーの中に消えて行った。
「えっ!」
そう!その時気付いたのだがブレーキランプが点かなかったのである。
さっきまでの違和感!
それはコーナーでほとんどセレナがブレーキを踏んでいなかった事に気付く。
決して遅いコーナリングスピードではない。
しかしこのセレナ!
コーナー進入時にはほとんどブレーキを踏んでいないのである。
自分も峠では燃費を出すためにあまり加減速をしないので
自ずとブレーキは余り踏まない方だがその自分の走りのスタイルに
前を行くセレナは凄く酷似していた。
「まるで自分の幻影を追いかけるけるが如しである。」
こんなシチュエーションになって来ると徐々に踏み込むアクセルに力が入ってくる。
そして気が付くと必死にあとを追っかけていた。
いつもならこんなに熱くはならないのだが
多分相手が同じミニバンだからか?
だんだん無我夢中で走っていた。
そして峠のリズムも掴めてきて同じペースをキープ出来始めてよく見ると
セレナはロールもほとんどしていない。
しかしガチガチの足回りって感じでもなくすごくしなやか。
多分ノーマルの足回りではなさそうなのだがどんなセッティングをしているんだ。
自分のオデッセイとは対称的な動きである。
完全にアジャスティングされたセレナは速かった。
そんなセレナの前に1台の車が見えてくる。
その車はRBオデッセイ!
そうこの初期型オデッセイの後継機マシンである。
「おおっ~!これは念願のRB系オデッセイかも!!」
以前からライバル視していたRBオデッセイ。
しかもアブソルートである。
一度お手合わせしたいと思っていた1台であった。
するとセレナが間髪入れずに絶妙のタイミングで抜いて行く。
後ろから見ていてもその姿は美技で気が付くと自分も続いて走っていた。
そしてエンジンが掛かってきたといったセレナは速かった。
そんなハイペースに後ろに気配を感じる。
そう、それは先程追い越したRBの気配であった。
RBは抜かれてからペースを上げた様子。
たぶん抜かれたRBもマイペースで走りたかったのだろうが
相手が同じミニバンともなると私と同じ気持ちで心に火が付いたのだろうと思う。
コーナーではこちら2台にはついてこれない感じであったが
ストレートではそのパワーを生かし一気に追い上げてきていた。
一気にヒートアップした十津川168号線道路!
気が付くとホンダ新旧2台と日産の三つ巴状態で
さながらミニバンクラスのグループカーレースな様相を呈し始める。
阪奈道路とはまた違った緊迫の紀州路。
ボルテージは一気に最高潮。
中々こんなシチュエーションはお目に掛かれない燃えずにはいられない状況であった。
そして楽しい時間も新宮市に到着すると終焉を迎えた。
しかしまさかこんなに盛り上がるとは思わなかった。
少し侮っていたので足回りを一般道向けのレベル20/30中にしていたが苦しかった。
折返しも同じような状況が考えられるので乗り心地はハードになるが
もう少し余裕を持たすために少し足回りを固めておこう。
(ちょっと休憩する間に足回りのバネレートをレベル25/30中に変更しておく。)
それではUターンして大阪を目指す。
ルートは熊野市から国道42号線から入り天川村方面を目指す。
ほぼ記憶から消え去っていたコースではあるが走っていると
ここが実に群馬県の碓氷峠と似ている事に気付く。
比較的緩やかなオデッセイでも走りやすい傾斜にどこまでも続くワインディングロード。
まさか関西の南端山奥にこんな素晴らしい道路があったとは知らなかった。
来る時の十津川沿いは曲がりくねるコーナーの連続区間でそこからから麓までは
岐阜の中津川から長野塩尻を抜ける国道19号線のハイスピードコースに似ていて
この行きと帰りを走ると
ほとんどこの前行った群馬エリアを彷彿させるようなコースでもあった。
主に関西は東、北部を中心に走っていたが
この紀州路山間部道路はなかなか面白く抜け道でミニバンなども多く走っているので
走り屋さんタイプの人にはすごく面白い区間だと思う。
大阪市内からだと約400km/12時間コースと言った感じで
オデッセイだとガソリン3分の2で存分に楽しめるといったお得感もいっぱいであった。
奈良~紀州路ですか~。
これはちょっと癖になりそうな実に楽しいドライブ区間でありました。
PS.本日は快晴で三日月がとっても綺麗!
そして街灯1つない山奥でライトを消して夜空を見上げると
セドナを思い出させるような満天の星空が広がっている。
伊賀上野あたりでも星空は綺麗だったがここの夜空は群を抜いていた。
「美しい!」
幾星霜もの時を越えてこの地上に降り注ぎたる星々の輝き!
この景色を見るだけでもこの地に来る価値大いにありである。
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