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合板仕様で幸村の鹿角を造形して行くのだ!

「真田幸村の樹脂製鹿角のトレースデータを作る!」
からの続き!

塩ビ発泡板の切削テストも完了したので
次はいよいよ本番に入って行く。
こういった立体物はどちらかと言うと
造形技術での曲げ方、切り方、貼り方による製作もしくは
今風でいうと3Dプリンターで作る方法がいいのだろうが
餅屋は餅屋なりの作り方っていうものがあるので
今回は自分がもっとも得意とする
彫刻&切削の技術で真田幸村の鹿角を形成して行ってみよう!

DSC04608_R.jpg
3t厚の塩ビ発泡板では厚みが貧弱なので
ボリュームを出すため5枚重ねて接着し
15mm厚の合板風塩ビ発泡板を作る。
それをNCにてくり抜いていく。
切削速度はテストの時のXY=500にしていたが
厚板なのでくり抜くのに時間が掛かりそう!
しかしアクリル板や塩ビ板と比べると
エンドミルへの負荷はあまり見受けられないので
速度を600、700、800と上げて行ってみる。
雰囲気は豆腐を切削しているみたいで
何か全然塩ビ発泡板の抵抗を感じられないって所である。
この板を切削する時はあまりエンドミルへの負荷は
考えなくてもいい感じである。
刃の回転方向と進行方向によってバリの出方があるので
今回はデータ修正して調節する。
板厚は15mmと分厚いのでくり抜きは両面からする。
なので最後のくり抜きポイントは
両側からの届く所の7.5mm厚付近が最終接点になるので
綺麗にくり抜くためその接点部分は
完全にくり抜いてバリが残らないようにする。
表面のバリは面取りにて除去する。
この辺りの加工は刃物系ならではの優位性ですね。
レーザーだったらちょっと出来なかったかも!

DSC04610_R.jpg
両面からくり抜いたのでちょうど板厚の中間位に
ちょっと段差が出来てます。
しかし塩ビ発泡は柔らかいのでこれ位の段差は
ペーパーで軽く馴らすと取っていけます。
今回は試作なのでこの処理は飛ばしてどんどん先に行きます。
面取りは少しでも角ばった雰囲気を消す為
ちょっと大きめのC10程をつけてます。

DSC04613_R.jpg
角の先端などは尖っているとちょっと危険なので
鉄ヤスリにて丸めてます。

DSC04616_R.jpg
それでは一度両面テープにて仮止め!
この辺りは塩ビ発泡の軽量性の恩恵ですね。
観賞用だけならこれだけでも固定出来そうです。
もし今回本物のエゾ鹿の角とか木製の鹿角とかだったら
かなり重いので紙甲冑の兜に取り付けるなら
もっと大変な作業をしないといけないでしょうね。

DSC04617_R.jpg
今回仮止めに使ったちょっと特殊な
超強力剥離式両面テープです。
意外とこんなものが
結構高価な代物だったりします。

それでは塩ビ発泡板での鹿角は
結構いい感じで仕上がると言うことが分かったので
次はイベントなどでの試着体験でも耐えれるように
固定強度を上げる加工を施して行きます。

続きはこちら!
「紙甲冑に幸村用の鹿角を取り付けて行く!」

こちらに進行状況はまとめてます。(TOPページ)
「真田幸村の鹿角の作り方!」


上記の作品は
「彫刻文字のショーリン・ドット・ネット」にて製作致しました!

他の作品はカテゴリー
「sho-rin.net」 に載せてあります!

お問い合わせは
「彫刻文字のショーリン・ドット・ネットのお問い合わせ」
もしくはブログコメント欄にてどうぞ!

| 1day甲冑 | 10:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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