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消火器ボックスに極小文字!得意分野ですのでおまかせを!!

さあいよいよ12月突入。
最後の追い上げが始まります。

今日は先日から問い合わせが入っていた
「小さい文字のカッティング」 が決定しました。

最初シルク印刷も予定していたんですが1台だけですし
版代とか考えるとすごくコストが高くつくので
最後はカッティングシートで仕上げる事となりました。

P_20191212_171407_R.jpg
文字高=6mm位の角ゴシック。
明朝体だったら難しかったけど線種の太さも十分あるフォントだったので
カッティングでも問題なしでした。

それでは現場でこのステッカーを待っているとのこと。
大至急作って今回は直送納めですね。

上記の作品は
「彫刻文字のショーリン・ドット・ネット」にて製作致しました!

他の作品はカテゴリー
「sho-rin.net」 に載せてあります!

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難題の極小文字!今回はお客さんと二人三脚で仕上げる!!

以前作ってもらった物をまた作って欲しいと
極小文字のカッティングシートの連絡が入る。
過去の資料を引っ張り出し確認!
見てみるとまあ何とかなるかなと言った感じで引き受ける。
製作用のデータがメールで届く。
すると前回分に追加で文字が増えていた。
だがその増えた文字が問題!
文字高=5mmの英字は問題ないがフォントが明朝体。
なので文字の先端が跳ねていて細くなっている。
その先の太さは0.1mm。
これはカッティングの許容範囲を超えていた。
「今回の文字は先端が細くて無理ですね~。」
ゴシック体とかだと問題ないのでフォント変更を提案した所
フォントがデザインにもなっているらしく変更は不可との事。
どうしてもこのフォントで作りたいとの事なので
次に線を手動で修正して太く出来ますか?と提案。
するとちょっと時間を頂ければ修正しますとの事で
数日デザインを保留とする。
後日修正完了とデータが入稿。
確認してみると先端を0.3mm程に修正してくれていた。
「これだと大丈夫かな!」
それではここからはこちらの腕の見せ所である。

DSC00313_R_20191020105057545.jpg
「i」 の先端は当初0.1mmだったのを0.3mmに変更。
無事カット完了!

DSC00315_R.jpg
「i」 「h」 の下部も細かったが修正してもらったので無事カット完了!

DSC00316_R.jpg
直線も0.15mmだったが接着面が小さいので
剥がれるのを防ぐために0.3mmに変更。
0.15mm太くしただけだがこれで接着強度は2倍になったので
シートの耐久性は飛躍的に上がる。
0.1mmと言えば肉眼で見ればほぼ同一で差が分からない世界。
しかし極小文字のカッティングの場合
このコンマ1mmの世界を操作して作って行く所に醍醐味がある。
今回はデザイン部分で応援してもらえたので大助かりであった。

PS.
この後ラミネートを貼る時失敗。
かなりショック!
ちょっと気を抜くとダメですね。
また最初からやり直しで今度は無事完成出来ました。

上記の作品は
「彫刻文字のショーリン・ドット・ネット」にて製作致しました!

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まとめて連結する時の流れ!

イラストレーターでまとめて連結する時のイメージ!

1、断線しているアウトラインをコピー。

2、それをライブペイントで色を塗る。

3、分割・拡張で分解。

4、引っ付いているのでグループ解除で分離。

5、ペイントした部分を切り離してベタを線種表示にして元データに重ねる。

6、元データを削除して出来上がり。

写真での説明はこちら!
「イラストレーターの一括連結方法!」

| カッティングシート | 08:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ソフトウェア | コンピュータ | EDIT

イラストレーターの一括連結方法!

CADデーターからイラストレーターに変換した時
よく線が断線していることが多い。
対策としては2つ!

 1、元データーのCADの時にポリライン化してもらう。

 2、1ヵ所ずつアンカーポイントを結合して行く。

しかしソフトの新旧バージョンによっては互換性が合わず
CADでポリライン化してもらっても繋がっていないことが多々ある。
そんな時はこちらで処理する事になるので
簡単に連結して袋文字のような1本線化したアウトラインを作る方法をメモしておく!

 手順はこちら!
  「まとめて連結する時の流れ!」

(詳細な方法はこちら!)
連結1
左のように線が断線している物を
右のように繋がった1本線にして行く。

P_20180913_081729_R.jpg
まずは修正したいデザインを丸ごとコピー。
そして選択して
「オブジェクト」 の 「ライブペイント」 の 「作成」 を選択!

P_20180913_081825_R.jpg
一見では変化したのか分からないが
色を線種からベタを選択して
パレットから赤を選ぶ!

P_20180913_081836_R.jpg
するとライブペイントされた部分が赤色になる。
(これで線が繋がったのが認識出来る。)
現時点では元の線種データが1つ。
ライブペイントで出来たベタ部分が1つで
合計2つのデザインが一体化している状態。
次はこれを分離させていく。

P_20180913_081905_R.jpg
一体化デザインを丸ごと選択して
「オブジェクト」 の 「分割・拡張」 を選択!
出てきたコマンドをOKする。
これで個々のデザインに分離出来た。

P_20180913_081924_R.jpg
しかし分割していてもグループ化しているので分離出来ない。
なので一体化デザインを丸ごと再選択して
右クリックして 「グループ解除」 を選択!

P_20180913_081946_R.jpg
するとライブペイント化した部分を隔離出来る。

P_20180913_082025_R.jpg
ベタを線種に色を変更してアウトラインだけにする。

P_20180913_082055_R.jpg
それを元データに重ねる。

P_20180913_082132_R.jpg
元データを削除してアウトラインだけを残せば
差し替え完了で
一本化したアウトラインの出来上がり!

P_20180913_083329_R.jpg
文字などの場合はこのパターンで
複数の閉じたアウトラインが複合している。
この時は閉じたデザインごとに一括連結させていく。
(今回の場合は内側と外側の2種類。)
それぞれの1本化したデータが出来たら重ねて
「パスファインダ」 の 「重なり合う形状エリアを除外」 で
あとオプションの 「拡張」 で仕上げれば
抜き文字のような穴の開いたデザインが完成。

デザインによっては
1つずつアンカーポイントを連結させる方が早い時があるので
この方法は時と場合で使い分けると良い方法である。

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超難関カッティング極小文字「プ」の巻!

「対極小文字専用カッティング7つ道具!」
からの続き!

DSC09481_R.jpg
文字高=5.5mmの「プ」。
丸の中のめくる部分は0.4Φと
今回一番の難関となった部分である。

DSC09490_R.jpg
5円玉と比較すると分かりやすいが
普通の方法ではこの部分をめくる事は不可能である。
しかしこれをめくって行く所に極小文字カッティングの醍醐味はある。

DSC09486_R.jpg
フォークとナイフを器用に扱うが如く
爪楊枝と待ち針で立ち向かう。
めくり方は至ってシンプルなのだが
歯医者さんの顕微鏡治療に匹敵する位その作業は緻密で繊細である。
少し待ち針で突く位置がズレると失敗。
余りの小ささに拡大鏡が欲しい位である。
でもハズキルーペ位では追いつかない。
出来ればスライド式の電子顕微鏡が欲しい所である。
この極小文字を仕上げて行く時は技術的な部分よりも
むしろその瞬間に対する集中力が重要。
そして集中力が極限に達すとその瞬間は時間が止まって感じる。
多分息もしていないのではないかな?
無我夢中でその一点に集中してますので。
シチュエーションは違うが
愛車オデッセイで走っている時と相通ずる所ですね。
一番楽しい時間であります。
しかし終わるどっと疲れに襲われて体が重くなる。
もう何もしたくないって状態。
でもやり切ったという充実感で気分は晴れ晴れ。
これが走りの魅力に匹敵するカッティングの魅力ですかね。
彫刻の方も然りですけど
ものづくりって夢中になれる部分多いですね。

上記の作品は
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対極小文字専用カッティング7つ道具!

時々作っている極小文字のカッティングシート。
しかし通常のカッティング用具では製作出来ないので
幾つか専用道具を用意している。

(対極小文字用7つ道具!)
DSC09487_R.jpg
 1、カッターナイフ
 2、お箸
 3、画鋲
 4、爪楊枝
 5、待ち針
 6、定規
 7、ピンセット
大体この7つで極小文字は仕上げていく。
7つ道具という程大げさなものではないが
しかしこれが一番使い勝手がいい!
意外とシンプルな極小文字の道具。
あとは根気と集中力で仕上げて行きます。

続きはこちら!
「超難関カッティング極小文字「プ」の巻!」

| カッティングシート | 10:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ベンツも納得?極小文字仕様の明朝体カッティング!!

今回オーダーでベンツの
すっごく小っちゃい明朝体のカッティングステッカーの依頼が入る。
角ゴシック系だと全体的に均一の線種の太さがあるのでまだ作りやすいが
明朝体は文字先端のあのハネ部分が細いのでカット出来るかかなり不安?
しかし展示車両の何かと一緒に貼るのにどうしても必要みたいで
「何とかなりませんかね~?」という事だったので
とりあえずテストしてみてOKだったら製作するという事で引き受ける。
まずは何度かチャレンジ!
しかしカット圧の負荷に耐えれず巻き込んでめくれてしまう。
「やはり書体的に無理があるかな~。」
微妙なカット圧、刃長、データ調整を繰り返しテストして行く。
すると6回目位かな?
上手くカット出来たパターンに辿り着く。

DSCB09367.jpg
写真では拡大しているので分かりにくいが
雰囲気はこんな感じ!
これで文字高は5mmを切っている。
かなりシビアな諸条件が合致して切れた状態なので
通常ならちょっと無理と言っているデザインだが
今回は1、2枚程度なのでOKとしておきましょう。

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ルームナンバー!連番タイプのカッティングシート!!

今回ルームナンバー用カッティングシートの依頼が入る。
枚数で350枚。
結構あります。
ただ枚数よりも
今回はデータも作成しないと行けないのでこちらの方が大変!
同じものを350枚ならコピーして並べればいいが
連番となると350種類分作らないと行けないので
少し時間が掛かりそうである。
まあシートを取り寄せている合間にこちらは作成すると致しましょう。
指定シートが入荷してくる。
早速カットしてどんどんめくっていく。
切ってはめくってを延々と繰り返す。
ノンストップでするとピンセットを握る指が攣りそうである。
「はあ~!ちょっと休憩!!」
すると現在大相撲で日馬富士がやっているとの事。
2連敗しての阿武咲との対戦。
あまり知らない相手だが幕内力士で今勢いに乗っているらしい。
すると日馬富士が負けたではないか。
何という事か。
横綱が3連敗!
これは他の横綱ゆっくり休んでいる場合ではないぞ。
いやはや大波乱の大相撲。
これは明日からも荒れそうである。
話がちょっと逸れてしまったが息抜きをしたので指が回復。
それでは残りシートを一気に作ってしまいましょう。

DSC08621_R.jpg
こんな感じの物で350枚!
何とか無事製作完了です。
それでは急いで出荷の段取りもしてしまいましょう!

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少し癖ある中川ケミカル フォグラスシートの切り方!

今回中川ケミカルのフォグラス指定で1件製作が入ってくる。
余り使ったことがないシートだったので
メーカーの営業さんに言ってサンプルシートを取り寄せてもらう。

DSC08582_R.jpg
フォグラス C-18 サンドスモーク
表面は軽いブラスト調で
通常シートより3倍位厚い感じ。
雰囲気から見るとスリーエムのダイノックシートと似ているので
多分普通にプロッターで切れるかな?
ただ裏面の下地シートがフィルムになっていて
これがセロテープ位の薄さなのが気に掛かる。
カット時薄いので刃が貫通しそうな予感。
普通にカットすると危なっかしい素材である。

DSC08581_R.jpg
セッティングをシビアに詰めるとこの状態でも切れるが
1歩誤るとフィルムを貫通して刃を傷めてしまう。
なので少しアレンジしてカットしやすいように修正して行く。
まずは裏面のフィルムに更にラミネートを張り付けて厚さを確保。
そして通常設定でカットすると良い感じで切り抜けた。
この品番だけが裏地がフィルムなのかなとメーカーに聞いてみると
フォグラスは全てこの仕様になっているとの事。
なのでフォグラスカットの時は
裏面は何かしら厚さ処理をしてカットする方が良さそうである。
それでは本番をカットして納品致しましょう!

上記の作品は
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カッティングシート小文字テストカット完了しました!

頂いたデータ試しにカットしました。
一応文字高H=7mmの英字は問題なくカット出来ました。

DSC06527_R.jpg
小文字カットの写真です!

フォントがA-OTF ゴシックMB101 Proの角ゴシックだったので
比較的切りやすかったです。
これで一番小さい文字が切れましたので他の大きな文字は
特に問題なく行けそうです。
それではこれでOKでしたら本番行ってみますので
またご連絡下さい!
よろしくお願い致します。

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